みずいぼは、主に幼稚園くらいまでのお子さんの皮膚にウィルスが侵入しておこる皮膚の感染症で、正式には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といいます。
1〜5mmほどの光沢のあるいぼが胸やお腹 わきの下などを中心にできます。
掻いたりこすれたりする刺激により多発してくることもあります。
アトピー性皮膚炎のお子さんは肌のバリア機能が低下しておりウィルスが侵入しやすい状態のためみずいぼができやすく広がりやすい傾向があり注意が必要です。
水いぼは放置しても自然に治りますが、治るまでには半年から5年と長い期間かかります。
その間に、ほかの場所に広がったり、お友達や兄弟姉妹にうつしたりすることがあります。またかゆみを伴うこともあるのでかきこわしてとびひの原因になってしまうこともあります。
このようなデメリットを考えると、数が少なければ早いうちに取ってしまう方が良いと思います。
当院ではお子さん・保護者の方と相談の上、ご希望があれば麻酔テープをはって痛みを感じにくくしたうえでみずいぼをピンセットでつまんで中のウィルスを押し出す処置を行います。数が多い場合はお子さんの苦痛も大きいので、何回かに分けてとっていきます。
処置が怖い、暴れたり泣いたりして処置が困難というお子さんには、みずいぼクリーム(M-BFクリーム)での治療も開始しました。
3か月程度朝晩塗り続けると、配合されている銀の成分の効果でみずいぼが改善するクリームです。(化粧品扱いのため自費診療となります。)
M-BFクリーム 1本(15g) | M-BFクリーム 1本(15g) | 2,200円 |
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