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帯状疱疹

帯状疱疹のアイコン

帯状疱疹とは

最初は体の左右どちらか一方に、ぴりぴりと刺すような痛みが起こり、
その後赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れる病気です。

帯状疱疹の原因

帯状疱疹の原因は、「水痘・帯状疱疹ウィルス」というウィルスです。
初めて水痘帯状疱疹ウィルスに感染すると、水ぼうそうとして発症します。
水ぼうそうが治った後も、ウィルスは長い間体内の神経にひそんでいますが、普段は免疫力によって活動がおさえらえれています(潜伏感染)。

加齢やストレス、疲れなどが引き金になってウィルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウィルスが再び活動をはじめ、神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹を発症します。
50〜70歳代の方に多い病気ですが、疲れやストレスが引き金となり若い人に発症することも珍しくありません。

水痘・帯状疱疹ウィルスのイメージ

帯状疱疹の経過

皮膚の症状が現れる数日から1週間前から、皮膚の違和感やぴりぴりした痛みを生じることが多いです。
その後体の右か左の神経に沿って帯状に小型の水ぶくれと赤い斑点が出現します。水ぶくれは数日で徐々につぶれてただれた状態になり、かさぶたにかわり治っていきます。皮膚の水ぶくれは出てから2〜3週間かけてかさぶたになっていきます。その間は痛みが続くことが多いです。

最初の神経の炎症が強く神経がきずついてしまうと、皮膚の症状がなおったあとも長い間いたみが続くことがあります。これを帯状疱疹後神経痛といいます。

当院での検査と治療

  • 検査方法

    デルマクイックVZV

    水ぶくれ(水疱)の底部をぬぐい取って、水痘・帯状疱疹ウイルス抗原を検出します。

  • 治療方法

    治療は、抗ヘルペスウィルス薬の内服または点滴です。
    抗ヘルペスウィルス薬はウィルスの増殖を抑え、皮膚症状や痛みを和らげ治るまでの期間を短縮します。

    抗ヘルペスウィルス薬は発症してから早く開始するほど効果がありますので、帯状疱疹の症状があればすみやかに受診してください。

  • 当院は原則時間予約制ですが、予約がいっぱいの場合でも帯状疱疹が疑われる場合には可能な限り対応させていただきますので、お電話(072-368-3332)でお問い合わせください。

帯状疱疹の予防接種について

当院では、帯状疱疹予防のワクチン接種を行っております。
接種対象年齢は50歳以上です。
2種類のワクチンを取り扱っておりますのでご希望の方はご相談ください。
接種は予約制です。

生ワクチン 生ワクチン 1回接種1回 8,000円
シングリックス シングリックス 2か月あけて
2回接種
1回 22,000円
  • 全て税込価格です。

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